事例Ⅰ:部下のやる気を引き出せない
企業情報 :
■業界 運輸(地下鉄) ■ 対象 課長(管理職) ■企業規模 約6,000名
■業界 運輸(地下鉄) ■ 対象 課長(管理職) ■企業規模 約6,000名
課題 : 現場職員と管理職の風通しの悪さ
- 管理職は部下に対して、一方的に指示や意見を伝える上意下達傾向が強い。
- 部下の話を聴こうとする姿勢が見えず、部下が言いたいことを言える雰囲気をつくっていない。
- 部下はそのような雰囲気の中で、やる気が低下。
- お互いの意思疎通ができず、現場での改善案が出て来ない。
原因 : 上司から受け継いだ一方的コミュニケーションスタイル
管理職は自身の経験則のみで発言する傾向が強く、いつも自分の意見は正しいと思っている。彼らの上司が一方的なコミュニケーションスタイルを行ってきたために、それを当然のように受け継いでいる。管理職は、コミュニケーションスタイルに関して周りから指摘されることはなく、自分を客観的に振り返る機会もなく、自分がいかに部下に影響を与えているかも気づいていなかった。
解決へのアプローチ : 9ヶ月
- Step 0 指示命令型管理職 vs 指示待ち依存型職員
- Step 1 コーチング研修受講
マネージャーに対するコーチングスキル研修の展開 - Step 2 コーチング講師がマネージャーを電話ブリッジでフォロー
コーチングスキルを学びながら、自発型マネージャーへ成長 - Step 3 コーチングスキルの浸透
コーチングを学んだマネージャーによる、相互のコーチング - Step 4 コーチングコミュニケーションの展開
コーチングを受ける職員対象にコミュニケーション基礎研修
管理職フォロー研修・社内勉強会や部下面談への応用 - Step 5 コーチングによる社内風土の変革
上下水平へのコーチング展開・コーチングコミュニケーションの風土化
結果 :
- 1.チームの風通しがよくなり、安全管理に必須の情報共有がスムーズになった
- 2.部下自身が目標を立案し、主体的に達成に向けての取り組みを始めた
- 3.問題が浮上しても、早期に解決への取り組みが出来るようになった
- 4.顧客からのクレームが2割減となった
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